戦艦さんのゴミ箱2

電話を切った。報告は終わった。今日の、この業務を終えた。後はまた、退屈に床を磨くだけだ。

けたたましい警報が止んで、隔離シャッターが開く音。非常にいつも通り。私のように打ち捨てられる清掃員などが、しっかりと避難できるはずもなく、私のこの後には誰もいないのであろう。私はまたデッキブラシをとり、リノリウムの、これ以上磨きようもなく輝く床をただ無心にこするのである。
また、あの御方が私の理由と充足を見つけてくださると信じている。だから、私たちは、床を磨くのである。

「退屈か」

そう聞いてきた。彼である。名をガーデルマン。同僚であり、同胞であり、同類であり、有ってはならないもの。
彼に対する私の諸要素は似通っている。全てはあの御方の思いつき、否、願い。あるいは企みである。
彼は非常に善い人間である。ここでいう「善さ」というのは、私にとっての「善さ」であり、万象普遍の「善さ」であったりはしない。彼はそういった観点から言うとむしろ「善さ」とは正反対なのであろう。

「あぁ」

答ふる。否、応ふる。

・アバターキャラクターとして登録されていない名前の博士/研究員/エージェントでも登場させていいのでしょうか。
・Dクラス職員の番号に何か決まりはあるのですか?

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